企業名 | コンドーテック株式会社 |
---|---|
URL | https://www.kondotec.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 2666.0 |
所在地 | 大阪市西区境川2丁目2番90号 |
企業概要
このセクションでは、対象企業の基本的な情報や構成について説明します。ここには企業の設立年、主な事業内容、本社所在地、経営理念などが含まれます。
各事業の内容と状況
企業は主に4つの事業部門から成り立っています。それぞれの事業部門の内容と現状は以下の通りです。
セグメント | 事業内容 | 主要な会社 |
---|---|---|
産業資材 | 金物小売業を中心に、土木・建築資材、機械装置等の製造・仕入販売を行っています。 | 当社, KONDOTEC INTERNATIONAL(THAILAND)Co.,Ltd., 中央技研株式会社, 栗山アルミ株式会社 |
鉄構資材 | 全国の鉄骨加工業者向けに、建築関連資材の製造・仕入販売を行っています。 | 当社 |
電設資材 | 家屋、ビル、施設、工場などの建設に携わる電気工事業者や家電小物売店向けに電設資材の仕入販売を行っています。 | 三和電材株式会社 |
足場工事 | 工務店や中堅ゼネコン向けに、足場架払工事及び仮設足場機材の仕入販売、レンタルを行っています。 | 日本足場ホールディングス株式会社, テックビルド株式会社, 東海ステップ株式会社, 株式会社フコク |
従業員について
以下は従業員の情報です。
設定日 | セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均臨時雇用者数(人) |
---|---|---|---|
2023年3月31日現在 | 産業資材 | 345 | (27) |
2023年3月31日現在 | 鉄構資材 | 131 | (12) |
2023年3月31日現在 | 電設資材 | 124 | (17) |
2023年3月31日現在 | 足場工事 | 323 | (22) |
2023年3月31日現在 | 全社(共通 ) | 355 | (15) |
2023年3月31日現在 | 合計 | 1278 | (93) |
従業員数: 754人(平均臨時雇用者数 37人),平均年齢: 41.9歳,平均勤続年数: 14.0年,平均年間給与: 5986千円。
関連企業
主要な関連企業は次の通りです。
名称 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
---|---|---|---|---|---|
三和電材株式会社 | 名古屋市西区 | 283 | 電設資材 | 100.0 | 当社の製・商品の一部を販売し、当社に対し商品の一部を販売。役員の兼任2名。設備の賃貸借有。資金の貸借取引無。 |
KONDOTEC INTERNATIONAL (THAILAND) Co., Ltd. | タイ バンコク市 | 328 | 産業資材 | 99.9 | 当社の製・商品の一部を販売。役員の兼任1名。設備の賃貸借無。資金の貸借取引無。 |
中央技研株式会社 | 滋賀県 犬上郡甲良町 | 45 | 産業資材 | 100.0 | 製品の一部を当社に納入。役員の兼任2名。設備の賃貸借無。資金の貸借取引無。 |
日本足場ホールディングス 株式会社 | 東京都江東区 | 50 | 足場工事 | 100.0 | 当社の製・商品の一部を販売。役員の兼任3名。設備の賃貸借有。資金の貸借取引有。 |
テックビルド株式会社 | 東京都大田区 | 210 | 足場工事 | 100.0 (100.0) | 当社の製・商品の一部を販売。役員の兼任2名。設備の賃貸借有。資金の貸借取引無。 |
東海ステップ株式会社 | 静岡県藤枝市 | 100 | 足場工事 | 100.0 (100.0) | 当社の製・商品の一部を販売。役員の兼任3名。設備の賃貸借無。資金の貸借取引無。 |
株式会社フコク | 仙台市泉区 | 33 | 足場工事 | 100.0 (100.0) | 当社の製・商品の一部を販売。役員の兼任2名。設備の賃貸借無。資金の貸借取引無。 |
栗山アルミ株式会社 | 名古屋市中村区 | 96 | 産業資材 | 75.7 | 製品の一部を当社に納入。役員の兼任2名。設備の賃貸借有。資金の貸借取引有。 |
業績
以下は当期の業績です。
指標 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比 (%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 66139 | 75447 | +14.1 |
経常利益(百万円) | 3810 | 4563 | +19.8 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 2284 | 2414 | +5.7 |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で14.1%と大きく増加しました。これは主に建設需要の回復や新規販売先の開拓、資材価格の転嫁が寄与しています。経常利益と当期純利益もそれぞれ19.8%、5.7%増加しましたが、のれんの減損損失の計上が一部影響しました。
リスクについて
この企業に特有のリスクや投資家が注意すべき点は以下の通りです:
- 日本国内における建設投資への依存:建設投資が減少すれば業績に大きな影響を与える可能性があるため、新規販売先や海外市場への展開が進められています。
- 輸入商材への依存と為替変動:輸入商品が中国からの調達に依存しているため、米中貿易摩擦や為替変動の影響を受けやすいです。
- 価格競争:市場競争が激化しているため、製品の適正価格を維持することが難しくなる可能性があります。
- 原材料の市況変動の影響:主要原材料の価格変動が業績に影響する可能性が高く、速やかな販売価格への転嫁が求められます。
まとめ
この企業は、業績と現状から見ると、建設需要の回復や資材価格の転嫁、新たな子会社の寄与によって好調に推移しています。しかしながら、建設投資への依存、輸入商材への依存と為替変動、激化する価格競争、原材料市況の影響などいくつかのリスクが存在します。
総じて、現在の業績と将来の見通しは上昇傾向にありますが、外部環境の変化によっては影響を受ける可能性があり注意が必要です。アナリストとしての視点では、長期的には安定した成長を期待できる企業と評価できますが、リスクへの対応戦略をしっかり確認することが重要です。
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