企業名 | オムロン株式会社 |
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URL | https://www.omron.com/jp/ja/ |
業種 | 電気機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 64100.0 |
所在地 | 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町801番地 |
有価証券報告書の解説 – 投資初心者向け
企業概要
オムロン株式会社は、グローバルに展開する総合電子機器メーカーです。主に制御機器、ヘルスケア機器、社会システム、および電子部品の製造・販売を行っており、世界中の産業や人々の暮らしを支える製品を提供しています。
各事業の内容と状況
オムロンの主要な事業は次の4つです。
制御機器事業(IAB)
この事業は産業用オートメーション機器を提供しており、製造業のモノづくりを支えています。最新のオートメーション技術を活用し、効率向上とコスト削減を実現しています。
ヘルスケア事業(HCB)
家庭用および医療用のヘルスケア機器を提供しており、特に血圧計や体温計、ネブライザなどの製品は医療現場からの信頼も厚いです。
社会システム事業(SSB)
この事業は駅務システムや交通管制システム、エネルギー管理システムなど、公共インフラの整備をサポートしています。
電子部品事業(DMB)
リレー、スイッチ、センサーといった電子部品を提供しており、これらの部品は様々な電子機器に使用されています。
従業員について
セグメント名 | 従業員数(人) |
---|---|
インダストリアルオートメーションビジネス | 9,938 |
ヘルスケアビジネス | 4,486 |
ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネス | 2,819 |
デバイス&モジュールソリューションズビジネス | 8,082 |
本社他 | 2,709 |
合計 | 28,034 |
関連企業
オムロンは、多くの関連企業を所有しています。これらの企業は、各地域での販売や製造の拠点として機能しています。特に重要な関連企業には、オムロンエレクトロニクス(米国)、オムロンヘルスケア(ヨーロッパ)、オムロン上海(中国)などがあります。
業績
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
---|---|---|---|---|---|
売上高(百万円) | 732,581 | 677,980 | 655,529 | 762,927 | 876,082 |
法人税等、持分法投資損益控除前当期純利益(百万円) | 65,912 | 51,836 | 65,089 | 86,714 | 98,409 |
当社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 54,323 | 74,895 | 43,307 | 61,400 | 73,861 |
株主資本利益率(%) | 10.8 | 14.5 | 7.6 | 9.7 | 10.6 |
各指標の増減について
オムロンの2023年の売上高は前期比で14.8%増加しています。これは、顧客需要増加とそれに対応する供給力強化が成功した結果です。一方で、営業利益の増加は12.7%で、売上総利益率は45.0%(前期比0.5ポイント減)でした。
リスクについて
オムロンにはいくつかのリスクがあります。例えば、地政学リスク、サイバーセキュリティリスク、製品の安定供給に関するリスクなどです。これらのリスクは、事業運営や財務状況に大きな影響を与える可能性があります。
まとめ
オムロンの業績は非常に堅調で、多くの事業分野で成長を見せています。特に制御機器事業やヘルスケア事業は今後も持続的な成長が期待され、将来的な投資対象として非常に魅力的です。ただし、地政学リスクや製品安定供給のリスクを十分に考慮して投資判断を行うことが重要です。
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