| 企業名 | ＴＤＫ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.tdk.com/ja/index.html |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 32641.0 |
| 所在地 | 中央区日本橋二丁目５番１号 |
企業概要
当社は1935年に創設され、東京工業大学で発明された磁性材料フェライトの工業化に成功した企業です。現在は受動部品、センサ応用製品、磁気応用製品、エナジー応用製品の4つの主要事業を中心に、グローバルに事業を展開しています。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下の通りです:
| 事業区分 | 主要事業 | 主要な会社 |
|---|---|---|
| 受動部品 | セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、高周波部品など | TDK Europe GmbH, TDK Electronics AG ほか |
| センサ応用製品 | 温度・圧力センサ、磁気センサ、MEMSセンサ | InvenSense,Inc., TDK-Micronas GmbH ほか |
| 磁気応用製品 | HDD用ヘッド、HDD用サスペンション、マグネット | SAE Magnetics Ltd., Headway Technologies, Inc. ほか |
| エナジー応用製品 | 二次電池、電源 | Amperex Technology Ltd., TDK (Malaysia) Sdn. Bhd. ほか |
| その他 | メカトロニクス、スマートフォン向けカメラモジュール用マイクロアクチュエータ等 | TDK Corporation of America ほか |
各事業は順調に推移しており、特にエナジー応用製品セグメントが好調です。
従業員について
連結会社の状況
| 事業の種類別セグメントの名称 | 従業員数（人） |
|---|---|
| 受動部品 | 34,522 |
| センサ応用製品 | 7,274 |
| 磁気応用製品 | 11,683 |
| エナジー応用製品 | 41,945 |
| その他 | 4,804 |
| 全社（共通） | 2,680 |
| 合計 | 102,908 |
提出会社の状況
| 従業員数（人） | 平均年齢（才） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|
| 5,902 | 43.0 | 17.9 | 7,895,364 |
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合 （％） | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| Ningde Amperex Technology Ltd. | Ningde, China | RMB839,909,052 | エナジー応用製品 | 100 (100) | 当社製品の製造、販売 役員の兼任等…有 |
| Amperex Technology Ltd. | Hong Kong, China | US$267,588,100 | エナジー応用製品 | 100 (57.6) | 当社製品の製造、販売 当社に対する資金貸付当社からの資金貸付 役員の兼任等…有 |
業績
業績の数値
| 指標 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 1,479,008 | 1,902,124 | 2,180,817 | 14.7 |
| 税引前利益 (百万円) | 117,263 | 172,490 | 167,219 | -3.1 |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) | 74,681 | 131,298 | 114,187 | -13.0 |
各指標の増減について
売上高: エナジー応用製品と受動部品の売上が堅調に推移したため、売上高は14.7%増加しました。
税引前利益: 物流費の増加や構造改革費用の影響を受け、税引前利益は3.1%減少しました。
当期利益: 一時的な費用及び増加した税金費用により当期利益は13.0%減少しました。
リスクについて
当社のリスクには以下が含まれます:
- 為替変動リスク: のグローバルな事業展開により為替リスクが存在し、急激な変動は業績に影響を与える可能性があります。
- 原材料の供給リスク: は、特定の材料の供給不足や価格変動によって影響を受ける可能性があります。
- 自然災害や感染症リスク: は製造拠点や供給チェーンに影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
現状の業績と見通しを踏まえ、この企業は好調な状態を維持しています。特にエナジー応用製品セグメントが今後も成長を牽引する見通しです。為替リスクや原材料の供給問題には気を付ける必要がありますが、全体として当社の事業成績は前向きに評価されます。
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