| 企業名 | 森六ホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.moriroku.co.jp/ |
| 業種 | 化学 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1640.0 |
| 所在地 | 港区南青山一丁目１番１号 |
企業概要
各事業の内容と状況
森六グループは「未来を先取りする創造力と技術で高い価値を共創し、時間を越えてグローバル社会に貢献する」という経営理念のもと、ケミカル事業と樹脂加工製品事業を展開しています。自動車部品と化学分野での事業基盤を持ち、主に森六テクノロジー株式会社と森六ケミカルズ株式会社が中心となって事業を行っています。
従業員について
| 区分 | 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|---|
| 森六ホールディングス㈱ | 58（うち臨時雇用4人） | 42.7 | 11.9 | 7,234,361 |
関連企業
森六グループには国内外に27の連結子会社と6つの関連会社があります。主要な関連企業には森六テクノロジー㈱、森六ケミカルズ㈱、Greenville Technology, Inc.、広州森六塑件有限公司などがあります。
業績
| 指標 | 2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 189,554 | 170,773 | 155,460 | 128,842 | 142,019 | 10.2 |
| 経常利益（百万円） | 8,827 | 5,668 | 5,595 | 2,965 | 1,596 | -46.2 |
| 当期純利益（百万円） | 6,112 | 3,525 | 375 | 4,259 | 1,346 | -68.4 |
各指標の増減について
売上高は主要顧客の減産があるものの、円安の影響で前期比10.2%の増加となりました。一方で、原材料の価格高騰やインフレ、北米の人件費高騰の影響で営業利益および経常利益は大幅に減少しました（前期比でそれぞれ53.1%、46.2%の減少）。
リスクについて
市場の変化: 世界各地に進出しているため、各市場の景気低迷や疫病の流行の影響を受ける可能性があります。
特定の顧客への依存: 売上高の90%以上が本田技研工業㈱グループに依存しているため、その生産や販売動向の応じて経営成績に影響が出ます。
まとめ
森六グループの業績は、円安の影響で売上高において好調を維持しましたが、原材料費や人件費の高騰により利益部分で課題が見られます。現状の経営指標を見て「業績は横ばい」と言えますが、経済環境や主要購買先の動向次第で変動の余地があります。次世代自動車の軽量化や環境に配慮した技術の開発に重点を置く姿勢が見られるため、今後の動向にも注目が必要です。
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