2023-06-22有価証券報告書 株式会社清水銀行

企業概要

当行及び当行の関係会社は、当行、連結子会社６社で構成され、銀行業務を中心にリース業務など金融サービスに係る事業を行っております。

各事業の内容と状況

【銀行業】 本店ほか支店77、出張所１において、預金業務、貸出金業務、内国為替業務、外国為替業務等を行っております。

【リース業・クレジットカード業】 連結子会社の清水リース＆カード株式会社においてリース業務およびクレジットカード業務を行っています。

【その他】 連結子会社において信用保証業務等を行っております。

従業員について

執行役員7人を含み、嘱託及び臨時従業員309人を含んでおりません。

関連企業

業績

各指標の増減について

2022年度の連結経常収益は前期比3.6%増加しましたが、連結経常利益は59.9%減少し、親会社株主に帰属する当期純利益も42.9%減少しました。これは、資金調達費用の増加や不良債権処理額の増加が主な要因です。

リスクについて

企業特有のリスクとして、以下の点が挙げられます。

• 【信用リスク】不良債権の増加や貸倒引当金の見積もり誤差。
• 【市場リスク】金利、株価、為替の急激な変動。
• 【法務リスク】法令遵守の徹底と将来の法律変更への対応。
• 【流動性リスク】資金の運用と調達における期間のミスマッチ。

まとめ

現状、当行の業績はやや低迷していますが、次期中期経営計画を通じて収益力の向上と健全性の強化を目指します。特に、地域金融機関として地元企業への貸出しを強化し、連結業績の回復を図っています。現時点では業績の見通しは不透明ですが、中長期的には改善が期待されます。