2023-06-22有価証券報告書 株式会社センチュリー21・ジャパン

企業名 株式会社センチュリー21・ジャパン
URL https://www.century21japan.co.jp/
業種 不動産業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 517.0
所在地 港区北青山2-12-16北青山吉川ビル7F






有価証券報告書の解説


企業概要

センチュリー21・ジャパン株式会社は、日本において不動産仲介業のフランチャイズシステムを展開する企業です。米国デラウェア州法人センチュリー21・リアルエステートLLCが開発した「センチュリー21」ブランドを使用し、フランチャイズ加盟店に対し、経営サポートや広告戦略を提供しています。

各事業の内容と状況

当社の事業は「不動産フランチャイズ事業」の単一セグメントにより構成されています。以下のような業務を中心に展開しています。

  • フランチャイズ加盟店の募集
  • 加盟店の経営者、管理者並びに営業スタッフに対する教育・研修
  • 各種情報システムの提供
  • マスメディア並びにウェブによる共同広告の実施
  • 加盟店及びその顧客に対する金融・保険サービスの斡旋
  • 加盟店をバックアップするための各種サービス業務の実施

2023年3月期末の店舗数は1,008店舗です。

従業員について

項目 人数 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
常勤従業員数 88 47.0 10.2 7255
臨時従業員数 14

当社では労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しています。

関連企業

名称 住所 資本金又は出資金(百万円) 主要な事業内容 議決権の所有割合 備考
伊藤忠商事株式会社(注) 東京都港区 253,448 総合商社 49.8% 不動産・建設業界に関する情報の当社への提供と助言

業績

項目 数値 前期比(%)
営業収益 3,797百万円 1.9%
営業原価 946百万円 -0.4%
販売費及び一般管理費 1,975百万円 3.4%
営業利益 875百万円 1.0%
経常利益 925百万円 1.2%
当期純利益 652百万円 -12.0%

各指標の増減について

営業収益は全体で1.9%増加し、収益は拡大しています。特にサービスフィー収入が前年同期比5.2%増で大きな柱となっています。一方、当期純利益は前年同期比12.0%減少していますが、これは特別利益として前事業年度の投資有価証券売却益が大きかったためです。

リスクについて

当社は以下のリスクが認識されています。

  • 不動産市況や地価動向、金利水準などの外部経済状況の変動
  • フランチャイズ加盟店の営業力や競争力の維持・向上
  • 加盟店における法令遵守や顧客対応
  • システムの維持とデータセキュリティ

まとめ

センチュリー21・ジャパン株式会社は、国内最大級の不動産フランチャイザーとして強固な基盤を持っています。営業収益は堅調に推移しており、特にサービスフィー収入が増加しましたが、特別利益の影響で当期純利益は減少しました。ただし、システムの維持と加盟店の支援により、今後も持続可能な成長を目指しています。総評として、現状は堅調ながら課題もあり、注意深く投資状況を見守る必要があります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。