2023-06-22有価証券報告書 株式会社ゆうちょ銀行

企業名 株式会社ゆうちょ銀行
URL https://www.jp-bank.japanpost.jp/
業種 銀行業
決算日 3月末日
資本金(百万円) 3500000.0
所在地 千代田区丸の内二丁目7番2号





投資初心者向けの有価証券報告書解説


企業概要

この企業は、郵便事業や郵便貯金事業などを運営していた日本郵政公社が民営化され、2007年に設立されました。

銀行業をメインとして全国規模で営業しており、日本郵便株式会社の郵便局ネットワークを通じて金融サービスを提供しています。

各事業の内容と状況

主な事業は以下の通りです:

  • 資金運用: 貯金を国債や外国債券、投資信託などで運用します。
  • 資金調達: お客さまから通常貯金や定期貯金を預かります。
  • 手数料ビジネス: 各種の金融商品やサービスを提供し、手数料を得ます。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
11,742 44.8 20.5 6,845

関連企業

  • 日本郵政株式会社: 親会社であり、グループ全体の持ち株会社です。
  • ゆうちょローンセンター株式会社: 当行の口座貸越サービスの信用保証業務を担います。

業績

項目 2022年3月 2023年3月 増減率(%)
経常収益 (百万円) 1,977,080 2,053,137 +3.84%
経常利益 (百万円) 491,459 448,242 -8.80%
当期純利益 (百万円) 354,945 324,607 -8.54%

各指標の増減について

経常収益は3.84%増加しましたが、経常利益と当期純利益はそれぞれ8.80%と8.54%減少しました。これは主に為替ヘッジコストや外国債券の早期償還の影響によるものです。

リスクについて

以下のリスクがあります:

  • 市場リスク: 金利や為替の変動により、保有する金融資産の価値が変動します。
  • 信用リスク: 貸出先の経営状況の悪化により、資産価値が減少する可能性があります。
  • サイバーリスク: サイバー攻撃により顧客情報が漏洩するリスクがあります。

まとめ

この企業は、全国規模で銀行業を展開し、預金を主な資金源として有価証券で運用しています。収益の増加に対して、為替ヘッジコストの上昇や外国債券の償還により利益の減少が見られました。現状として、経常収益は増加しているものの、利益面での減少が見られ、不調と判断されます。今後の市場変動に対する対応が課題となります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。