2023-06-22有価証券報告書 富士古河E&C株式会社

企業名 富士古河E&C株式会社
URL https://www.ffec.co.jp/
業種 建設業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1970.0
所在地 川崎市幸区堀川町580番地





有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、総合設備工事を提供する企業集団であり、電気・空調・情報通信を中心とした建築設備工事、プラント設備工事の企画、設計及び現地工事の施工を主な事業としております。親会社は富士電機株式会社で、関連企業との連携を通じて事業を展開しています。

各事業の内容と状況

電気設備工事業: 社会インフラ工事、産業システム工事、発電設備工事、送電工事、内線工事、建築・土木工事、および情報通信工事を行っています。

空調設備工事業: 産業プロセス空調設備工事、一般空調・衛生設備工事があります。

その他: 物品販売および補修・修理等のサービス事業があります。

従業員について

2023年3月31日現在

セグメントの名称 従業員数 (名)
電気設備工事業 1058
空調設備工事業 1058
その他 1058
全社(共通) 102
合計 1160

平均年齢: 44.4歳

平均勤続年数: 18.5年

平均年間給与: 7,726,307円

関連企業

親会社

名称 住所 資本金 主要な事業の内容 議決権の被所有割合(%) 関係内容
富士電機㈱ 川崎市 川崎区 47,586百万円 電力、官公需、交通、産業分野の社会インフラ向けプラント・システムの製造及び販売 46.5 電気工事等の施工設計並びに現地工事の請負

その他の関係会社

名称 住所 資本金 主要な事業の内容 議決権の被所有割合(%) 関係内容
古河電気工業㈱ 東京都 千代田区 69,395百万円 電線電纜、非鉄金属製品の製造販売及び電気工事 20.3 電気工事等の施工設計並びに現地工事の請負

業績

項目 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 前期比
完成工事高 (百万円) 87,901 81,986 74,168 82,050 88,109 7.4%
経常利益 (百万円) 4,924 5,873 5,983 6,706 7,014 4.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 3,132 3,725 3,945 4,607 4,536 -1.5%
自己資本比率 (%) 39.1 46.2 51.4 52.6 52.6 0.0%
自己資本利益率 (%) 14.9 15.6 14.5 14.9 13.0 -1.9%

各指標の増減について

完成工事高は前年同期比で7.4%増加し、88,109百万円となりました。これにより、売上高は過去最高を更新しました。経常利益も前年同期比で4.6%増加し、7,014百万円と過去最高益を達成しました。しかし、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比で-1.5%減少し、4,536百万円となりました。これは前期の株式売却益が影響しています。

リスクについて

当社グループの主要なリスクは以下の通りです。

  • 建設市場の動向: 国内建設投資の減少や投資計画の中止、延期、見直しが業績に影響を与える可能性があります。
  • 資材価格及び労務費の変動: 資材価格や労務費の上昇を請負金額に反映できない場合、業績に影響が出る可能性があります。
  • 取引先の信用リスク: 取引先の信用不安が発生した場合、請負代金の回収不能などが起こり得ます。
  • 不採算工事の発生: 工事施工段階での追加原価等により不採算工事が発生した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。
  • 災害、感染症等の発生: 大規模災害や感染症の流行により、工事の中断や大幅な遅延が発生した場合、業績に影響が出る可能性があります。

まとめ

当社は、電気設備工事や空調設備工事を主軸に事業を展開しており、特に半導体分野などの設備投資の需要を取り込んで売上高と利益を増加させてきました。前期比で売上高と経常利益が増加し、好調な業績を示していますが、親会社株主に帰属する当期純利益は前期の株式売却益の影響により減少しました。リスク管理においても、各種対策を講じながら事業に取り組んでおり、今後も堅調な成長が期待されます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。