2023-06-22有価証券報告書 住信SBIネット銀行株式会社

企業名 住信SBIネット銀行株式会社
URL https://www.netbk.co.jp/contents/
業種 銀行業
決算日 3月末日
資本金(百万円) 31000.0
所在地 港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー





投資初心者向け有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、インターネットを通じた様々な金融サービスを提供しています。主な事業としては、デジタルバンク事業およびBaaS事業があり、モバイルアプリやインターネットを通じた預金業務、貸出業務、クレジットカード業務などを展開しています。

各事業の内容と状況

デジタルバンク事業では、住宅ローンを中心とした貸出業務が好調で、決済関連手数料やキャッシュレス化の進展による役務取引等収益の増加が見られます。一方、BaaS事業は、提携先と連携し、銀行サービスを提供することで成長を遂げています。

従業員について

項目 デジタルバンク事業 BaaS事業 合計
従業員数(人) 670 78 748
平均臨時従業員数(人) 50 3 53

提出会社の従業員数は592名で、平均年齢39歳、平均年間給与は767.2万円となっています。

関連企業

主要な関連企業には以下があります:

  • 住信SBIネット銀カード株式会社
  • ネットムーブ株式会社
  • Dayta Consulting株式会社
  • 株式会社優良住宅ローン
  • 株式会社テミクス・データ
  • NEOBANKサービシーズ株式会社

業績

項目 第14期 第15期 第16期 前期比
連結経常収益 (百万円) 78,754 83,527 98,052 +17.4%
連結経常利益 (百万円) 20,726 23,265 29,390 +26.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 13,928 17,113 19,932 +16.5%
連結総資産額 (百万円) 7,233,344 8,534,021 8,679,004 +1.7%
自己資本比率 (%) 1.84 1.70 1.51 -11.2%

各指標の増減について

経常利益および純利益の増加は、住宅ローンなどの個人向けローンの好調な推移と決済関連手数料の増加が寄与しています。一方で、自己資本比率の低下は新規配当の実施による影響です。

リスクについて

主要なリスクとしては以下が挙げられます:

  • サイバー攻撃による情報漏洩やシステム停止のリスク
  • 金融犯罪(マネー・ローンダリング等)に対するリスク
  • 市場リスク(金利変動の影響)
  • 関連企業、提携先との関係によるリスク

まとめ

当社の業績は、個人向けローンおよびBaaS事業の成長により好調です。決済関連手数料も増加しており、デジタルバンク事業の拡大が続いています。ただし、自己資本比率の低下や市場リスクには注意が必要です。全体として、現状および見通しは好調と言えるでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。