2023-06-22有価証券報告書 丸紅建材リース株式会社

企業名 丸紅建材リース株式会社
URL https://www.mcml-maruken.com/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2651.0
所在地 港区芝公園2丁目4番1号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは建設用重量仮設鋼材の賃貸、販売、修理などを行う企業で、国内外の建設プロジェクトに主要な材料とソリューションを提供しています。経営の基本理念として、社会的に価値の高い会社を目指し、顧客から評価と信頼を集めること、公正で誇りを持てる会社を目標としています。

各事業の内容と状況

当社は主に以下の3つの事業を展開しています。

  • 重仮設事業:建設用重量仮設鋼材の賃貸、販売、修理、加工
  • 重仮設工事事業:杭打抜・山留架設工事、地中連続壁工事
  • 土木・上下水道施設工事等事業:上下水道施設工事、建築設備工事、工場プラント工事

建設業界の需要を迅速に応え、社会資本整備の一端を担っています。今年度は国内外問わず、コロナ禍からの回復と工事進捗の遅れを伴いつつも堅調に事業を進行させました。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 臨時従業員数(名)
重仮設 233 (14)
重仮設工事 233 (14)
土木・上下水道施設工事等 25 (1)
全社(共通) 27 (-)
合計 285 (15)

関連企業

  • 興信工業㈱ – 土木・上下水道施設工事
  • 丸建基礎工事㈱ – 重仮設工事
  • マルケンテックジャパン㈱ – 重仮設工事
  • 丸建投資合同会社 – 重仮設、重仮設工事
  • 東北工業㈱ – 重仮設
  • 東播工業㈱ – 重仮設
  • 九州レプロ㈱ – 重仮設
  • 協友リース㈱ – 重仮設
  • タイ丸建㈱(THAI MARUKEN CO.,LTD.) – 重仮設、重仮設工事
  • 瑞馬丸建(安徽)工程支護科技有限公司 – 重仮設、重仮設工事

業績

指標 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期
売上高 (百万円) 21,860 21,402 20,032 19,103 20,101
経常利益 (百万円) 1,336 1,103 1,189 1,356 1,480
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 1,016 781 911 1,003 1,111
包括利益 (百万円) 1,075 687 1,017 1,106 1,203
純資産 (百万円) 13,207 13,694 14,992 14,694 15,251
自己資本比率 (%) 40.6% 41.3% 44.5% 44.4% 46.3%

各指標の増減について

2023年度の自己資本比率は46.3%と過去最高を記録し、健全な財務状態を維持しています。経常利益は前年同期間比9.1%増の14億80百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は10.8%増の11億11百万円となりました。

リスクについて

当社には以下のリスクが存在します。

  • 建設市場依存リスク:建設業界の動向に大きく依存しているため、市場変動が業績に影響を及ぼす可能性があります。
  • 鋼材価格変動リスク:鋼材価格の変動により、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
  • 有利子負債リスク:借入金の増減、金利変動がキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。
  • 事故リスク:工場や工事現場での事故発生により、損失補償を負うリスクがあります。
  • 海外事業リスク:海外事業において政治経済情勢や為替相場、法改正などが計画通り進捗しないリスクがあります。

まとめ

当社は、自己資本比率や純利益が堅調に推移しており、全体的に見て財務状態は良好です。また、中期経営計画を前倒しで達成するなど、経営効率の向上が見られます。ただし、建設市場や鋼材価格の変動という外部リスクには引き続き注意が必要です。今後も国内外の収益基盤強化とリスク管理に注力することで持続的な成長を目指してほしいところです。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。