| 企業名 | ピー・シー・エー株式会社 |
|---|---|
| URL | https://pca.jp/ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 890.0 |
| 所在地 | 千代田区富士見１－２－２１ |
企業概要
当社グループ（当社及び当社の関係会社）は当社、子会社３社で構成されており、主な事業の内容は次のとおりです。コンピュータソフトウェアの開発・製造・販売および保守サービス、クラウドサービスの提供、メンタルヘルス関連事業などを行っています。
各事業の内容と状況
当社グループは、以下の事業を行っています。
- コンピュータソフトウェアの開発、製造、販売および保守サービス
- コンピュータソフトウェアの導入および運用支援
- クラウドサービスの提供
- メンタルヘルス関連事業
各事業において、次のような施策や状況があります。
- クラウドサービス: PCAクラウド/on AWS を中心に、新しい働き方に呼応したテレワーク需要の取り込む。
- サブスクリプションモデルの推進: オンプレ製品の買取販売から、継続利用型サービスへの切り替えを促進し、収益を安定化。
- AI技術の応用: AI-OCR機能を活用して、各種業務の自動化を進める。
従業員について
| 事業部門の名称 | 従業員数（名） | （ほか、平均臨時雇用者数） |
|---|---|---|
| 開発部門 | 215 | （29） |
| 営業部門 | 367 | （25） |
| 管理部門 | 61 | （11） |
| 合計 | 643 | （65） |
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金（千円） | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合（％） | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社ケーイーシー | 東京都 千代田区 | 10000 | PCソフトの導入指導、業務用ソフトの販売 | 100 | 当社製品の導入指導の受託 |
| クロノス株式会社 | 東京都 千代田区 | 60000 | 就業管理システムの開発および販売 | 80 | 役員の兼任 １名 |
| 株式会社ドリームホップ | 東京都 千代田区 | 96500 | メンタルヘルス関連事業 | 100 | 資金の援助 |
業績
| 回次 | 決算年月 | 売上高（千円） | 経常利益（千円） | 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 包括利益（千円） | 純資産額（千円） | 総資産額（千円） |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第39期 | 2019年３月期 | 11439005 | 1277119 | 906239 | 1230890 | 11995259 | 20089201 |
| 第40期 | 2020年３月期 | 14266104 | 2808440 | 1816000 | 1835861 | 13620818 | 22967779 |
| 第41期 | 2021年３月期 | 13308787 | 2340784 | 1668268 | 2706901 | 15995428 | 25376889 |
| 第42期 | 2022年３月期 | 13382214 | 2697537 | 2367020 | 1393593 | 17281644 | 28381382 |
| 第43期 | 2023年３月期 | 12981027 | 1326666 | 883116 | 982166 | 17792696 | 30608779 |
各指標の増減について
以下は2022年と2023年の主要な指標の増減率です。
- 売上高: -3.0%
- 経常利益: -50.8%
- 親会社株主に帰属する当期純利益: -62.7%
- 包括利益: -29.5%
- 純資産額: +3.0%
- 総資産額: +7.8%
主な要因として、新型コロナウイルス感染症の影響や製品更新需要の減少が挙げられます。
リスクについて
この企業特有のリスクとして、以下の点が挙げられます。
- 価格破壊ともいえる低価格競争の激化
- クラウド事業におけるサービス停止や障害発生
- マーケットシフトの可能性による顧客移行
- 新規技術の導入による製品競争力の低下
- 自然災害や新型コロナウイルス感染症の影響
まとめ
当社はクラウドサービスの需要拡大やサブスクリプションモデルの推進などで成長を目指していますが、新型コロナウイルスや市場競争の影響もあり、業績は減少傾向にあります。しかし、クラウドサービスの利用法人の増加や新技術への対応が進むことで将来的な成長が期待できます。全体的に見て、現状はやや不調ですが、将来的な展望は明るいと言えるでしょう。
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