企業名 | ニッポン高度紙工業株式会社 |
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URL | https://www.kodoshi.co.jp/ |
業種 | パルプ・紙 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 2241.0 |
所在地 | 高知市春野町弘岡上648番地 |
企業概要
当社グループは、アルミ電解コンデンサ用セパレータおよび電池のセパレータ等として使用される機能材の製造・販売を主事業とし、アルミ電解コンデンサのセパレータを通じて安定供給することを目指しています。
各事業の内容と状況
アルミ電解コンデンサ用セパレータ事業は、その高い市場シェアを背景に、主に産業機器や車載用途で継続的な需要を見込んでいます。特に、環境関連市場やエネルギー効率向上分野でも需要の拡大を見込んでいます。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) | |
---|---|---|---|---|
提出会社 | 401 | 44.8 | 22.0 | 7975 |
関連企業
当社の関連企業には、連結子会社としてマレーシアに所在するNIPPON KODOSHI KOGYO(MALAYSIA)SDN.BHD.があり、セパレータ事業を展開しています。議決権の所有割合は100%です。
業績
指標 | 2023年3月 | 2022年3月 | 前年比 (%) |
---|---|---|---|
売上高(千円) | 17,586,806 | 18,074,074 | -2.7 |
経常利益(千円) | 3,532,860 | 4,232,736 | -16.5 |
純利益(千円) | 2,468,380 | 2,918,854 | -15.4 |
各指標の増減について
売上高は前年同期比2.7%減少し、主に民生機器向け需要の減少が影響しました。経常利益は16.5%減少し、原材料・エネルギー価格の上昇が影響しました。純利益も15.4%減少しましたが、製品の値上げとコスト削減策によって影響を一部緩和しました。
リスクについて
当社が直面する主なリスクは以下の通りです:
- 特定品目への依存:主力製品であるアルミ電解コンデンサ用セパレータの売上が全体の約8割を占めており、需要変動が大きな影響を及ぼす可能性があります。
- 自然災害・火災:生産拠点の分散や対策を講じていますが、大規模な自然災害や火災のリスクがあります。
- 価格競争:アルミ電解コンデンサ用セパレータ市場での価格競争が激化する可能性があります。
- 原材料調達:主に海外からのパルプ輸入が依存しており、供給不足や調達コストの上昇が懸念されます。
- 為替リスク:外貨建て取引により、為替相場の変動が業績に影響を与える可能性があります。
- エネルギーコスト:電力およびLNGの価格変動がコストに影響を与える可能性があります。
まとめ
当社の業績は、環境関連市場や産業機器向けの堅調な需要に支えられている一方で、原材料・エネルギー価格上昇の影響を受けています。現状のリスク管理や戦略が効果を発揮すれば、今後の成長も期待できると考えます。
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