企業名 | デリカフーズホールディングス株式会社 |
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URL | https://www.delica.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 1377.0 |
所在地 | 足立区六町四丁目12番12号 |
有価証券報告書解説
企業概要
当社グループは、主に青果物事業を展開している企業です。外食産業や中食産業向けにホール野菜やカット野菜の販売を行うほか、物流事業、研究開発・分析事業も手掛けています。国内各地に物流拠点を持ち、迅速かつ効率的な配送ネットワークを構築しています。また、環境保全や健康増進への貢献を通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。
各事業の内容と状況
青果物事業
青果物事業はホール野菜、カット野菜、およびミールキットを製造・販売している事業セグメントです。外食産業や中食産業向けに、高品質な野菜を提供し、特にカット野菜の分野ではリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。
物流事業
物流事業はエフエスロジスティックス株式会社を中心に展開され、商品の配送を行っています。新鮮な野菜を迅速に届けるためのコールドチェーンシステムが整備されており、関東地区・東海地区・近畿地区・九州地区間の幹線物流網が構築されています。
研究開発・分析事業
研究開発・分析事業はデザイナーフーズ株式会社とメディカル青果物研究所によるコンサルティング業務と受託分析業務を中心に展開されています。新規ビジネスのサポートやメニュー提案、青果物の分析などを通じて、クライアントの課題解決に貢献しています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 臨時従業員数(名) |
---|---|---|
青果物事業 | 470 | 2,105 |
物流事業 | 168 | 23 |
研究開発・分析事業 | 8 | 4 |
持株会社 | 21 | 1 |
合計 | 667 | 2,133 |
平均年齢:44.1歳、平均勤続年数:4.4年、平均年間給与:6,072千円
関連企業
名称 | 住所 | 資本金(千円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有または被所有割合(%) |
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デリカフーズ株式会社 | 東京都足立区 | 96000 | 青果物事業 | 100.0 |
デザイナーフーズ株式会社 | 東京都足立区 | 20000 | 研究開発・分析事業 | 100.0 |
株式会社メディカル青果物研究所 | 東京都足立区 | 24000 | 研究開発・分析事業 | 100.0 |
エフエスロジスティックス株式会社 | 東京都足立区 | 82000 | 物流事業 | 100.0 |
デリカフーズ長崎株式会社 | 長崎県諫早市 | 10000 | 青果物事業 | 100.0(100.0) |
楽彩株式会社 | 東京都足立区 | 50000 | 青果物事業 | 100.0 |
業績
指標 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
---|---|---|---|---|---|
売上高 (千円) | 39,448,215 | 40,413,389 | 31,725,670 | 39,788,128 | 47,925,283 |
経常利益 (千円) | 761,158 | 641,647 | -1,031,777 | -242,716 | 769,394 |
純利益 (千円) | 459,703 | 360,811 | -953,290 | -746,543 | 702,499 |
包括利益 (千円) | 422,757 | 288,654 | -838,471 | -800,610 | 757,138 |
純資産 (千円) | 7,847,441 | 8,023,027 | 7,116,785 | 6,236,870 | 7,715,691 |
総資産 (千円) | 19,807,206 | 21,873,425 | 22,632,897 | 22,945,838 | 24,866,956 |
各指標の増減について
売上高は2021年3月期を除き、概ね増加傾向にあります。特に、2023年3月期には前年比20.5%増の47,925,283千円と最高を記録しました。経常利益と純利益も回復し、2023年3月期には黒字転換しています。この増加は、外食需要の回復や新規顧客開拓の成功が寄与しています。
リスクについて
当社に特有のリスクとして、以下の点が挙げられます:
- 青果物の生産・収穫に影響を与える天候や自然災害
- 食品の安全性に関するリスク
- 新型感染症等の蔓延が業績に与える影響
- 設備投資および有利子負債の依存度による財政リスク
- 法的規制の変更とその影響
まとめ
当社の業績は、2023年3月期には売上高、経常利益、純利益ともに過去最高を記録し、回復基調にあります。青果物事業の拡大、新規顧客の開拓、効率化施策がその要因となっています。一方で、天候や自然災害、新型感染症、法的規制といったリスクも存在します。これらのリスクを適切に管理しつつ、今後も成長を続ける見込みです。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。