2023-06-22有価証券報告書 ダイキョーニシカワ株式会社

企業名 ダイキョーニシカワ株式会社
URL https://www.daikyonishikawa.co.jp/
業種 化学
決算日 3月31日
資本金(百万円) 5426.0
所在地 東広島市寺家産業団地5番1号






有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループ(当社および関係会社)は、自動車樹脂部品の製造と販売を中心に、国内外で活動しています。主要な製品にはインストルメントパネルやバンパーといった自動車部品、そして住宅設備機器が含まれています。例えば、当社グループは長年にわたる技術力を駆使し、環境にやさしい製品の提供を目指しています。

各事業の内容と状況

当社グループは主に以下の事業を展開しています:

  • 日本: 自動車部品製造部門、住宅設備機器部門
  • 中国・韓国: 自動車部品製造部門
  • アセアン: 自動車部品製造部門
  • 中米・北米: 自動車部品製造部門

主要な顧客はマツダ株式会社であり、自動車樹脂部品の設計開発、製造販売を行っています。その他、ダイハツ工業株式会社や本田技研工業株式会社などの顧客に対しても多様な製品を提供しています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 臨時従業員(名)
日本 3,405 941
中国・韓国 433 25
アセアン 482 182
中米・北米 1,141 15
合計 5,461 1,163

関連企業

当社グループの関連企業には以下の企業があります:

  • デック株式会社: 金型設計および製作
  • 三伸化工株式会社: 自動車樹脂部品の製造販売
  • 関東大協株式会社: 住宅設備機器の製造販売
  • エイエフティー株式会社: 自動車樹脂部品の製造および開発

業績

指標 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
売上高 (百万円) 184,314 182,219 150,234 116,669 145,744 24.9%
経常利益 (百万円) 14,836 9,500 5,386 -985 2,864 388.2%
当期純利益 (百万円) 10,402 4,907 2,536 -2,085 518 124.8%

各指標の増減について

売上高は、世界的な半導体不足の影響もありましたが、顧客生産台数の回復傾向にあり、増加しました。経常利益については米国新工場の稼働開始により費用負担がありましたが、全体として回復基調にあります。さらに、当期純利益も大幅に改善しました。

リスクについて

  • 主要な取引先であるマツダ株式会社への依存度が高く、これが業績に影響を与える可能性があります。
  • 海外事業展開に伴う法的リスク、労働争議、テロなどの社会的リスクも存在します。
  • 原材料やエネルギー価格の高騰によるコストの増加もリスクと見られます。
  • 市場や顧客のニーズに迅速に対応できない場合、競争力の低下を招く可能性があります。

まとめ

当社グループの現状は、顧客生産台数の回復や新規工場の稼働開始などにより、売上高や経常利益が増加するなど好調な基調にあります。今後の見通しとしては、さらなる生産効率の改善や新製品の開発によって、安定した成長が期待できるでしょう。ただし、主要取引先への依存度や原材料価格の変動などのリスクには注意が必要です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。