企業概要

当社は持株会社として、子会社等の経営管理およびそれに附帯する業務を行っております。主要事業としては、石油の開発・輸入・精製・販売を手掛け、石油化学製品製造や風力発電なども展開しています。

各事業の内容と状況

株主の皆様に、当社の主要な各事業の状況をわかりやすくお知らせいたします。

石油事業

当社は、石油の開発から輸入、精製、販売までの一連のプロセスを手掛けています。高効率な精製プロセスを駆使し、安定供給を保持しています。

石油化学業

エチレンやプロピレンなどの石油化学製品を製造。半導体レジスト用樹脂など高付加価値製品の開発にも注力しています。

再生可能エネルギー事業

風力発電事業で国内第3位のシェアを保有。陸上、洋上ともにプロジェクトを進め、2030年には約150万kWの発電容量を目指しています。

従業員について

平均年齢：42歳、平均勤続年数：17年、平均年収：約1,096万円

関連企業

当社グループは、関連企業や子会社を通じて多岐にわたる事業を展開しています。

業績

各指標の増減について

売上高の増加は主に原油価格の上昇によるものです。一方で経常利益が減少した原因はエネルギーコストの増加によるものです。当期純利益も同様の理由で減少しています。

リスクについて

当社が直面するリスク要因を以下にまとめます。

原油価格及び調達リスク

原油価格の変動は、直接的に経営成績に影響します。また、中東地域の政情不安などのリスクもあります。

為替リスク

原油の輸入コストは米ドル建てのため、為替レートの変動が業績に影響を与えます。

競争リスク

国内外の競合企業との競争が激化すると、事業の効率性が求められます。効率的な経営が行われない場合、業績に影響が出る可能性があります。

まとめ

当社の業績は、原油価格の変動やエネルギーコストの増加により変動しています。全体的に見ると、売上高は順調に推移していますが、各種コストの増加が利益を圧迫しています。今後の展望としては、石油化学製品の高付加価値化や再生可能エネルギー事業の拡大が鍵となるでしょう。現段階では、当社の今後のパフォーマンスは横ばいと言えるでしょう。