| 企業名 | オークマ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.okuma.co.jp/ |
| 業種 | 機械 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 18000.0 |
| 所在地 | 丹羽郡大口町下小口５丁目２５番地の１ |
企業概要
当グループは、当社、子会社28社で構成され、ＮＣ旋盤、マシニングセンタ、複合加工機、ＮＣ研削盤等の一般機械の製造・販売を主な事業内容としております。地域別に日本、米州、欧州、アジア・パシフィックに分かれています。
各事業の内容と状況
日本では工作機械の製造・販売及びアフターサービスを行い、米州、欧州、アジア・パシフィックでも同様に販売とアフターサービスを提供しています。特に、アジア・パシフィック地域では製造も行っています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| 日本 | 2638 (315) |
| 米州 | 235 |
| 欧州 | 335 |
| アジア・パシフィック | 761 (5) |
| 合計 | 3969 (320) |
※括弧内の数字は臨時従業員数です。
関連企業
主要な連結子会社は以下の通りです：
- Okuma America Corporation (アメリカ)
- Okuma Europe GmbH (ドイツ)
- ㈱日本精機商会 (日本)
- オークマ興産㈱ (日本)
- 北一大隈(北京)机床有限公司 (中国)
- 大同大隈股份有限公司 (台湾)
業績
| 決算年月 | 売上高 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | 純資産額 (百万円) | 総資産額 (百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 211,732 | 28,186 | 18,521 | 14,986 | 168,580 | 237,720 |
| 2020年3月 | 172,094 | 15,549 | 10,712 | 6,982 | 171,375 | 212,318 |
| 2021年3月 | 123,394 | 5,459 | 2,088 | 10,502 | 179,258 | 223,244 |
| 2022年3月 | 172,809 | 15,577 | 11,579 | 16,150 | 193,656 | 258,985 |
| 2023年3月 | 227,636 31.7% | 26,446 69.8% | 19,195 65.8% | 26,089 61.5% | 212,850 9.9% | 287,538 11.0% |
各指標の増減について
2023年3月期において、売上高は前期比で31.7%、経常利益は69.8%、親会社株主に帰属する当期純利益は65.8%、包括利益は61.5%とそれぞれ大幅な増加を見せました。これは、各地域での積極的な設備投資の需要を取り込んだからです。
リスクについて
以下は、当企業が直面する可能性のある主なリスクです：
- 主要消費地域の経済状況：主要な消費地域（日本、米州、欧州、中国）での需給変動が企業の業績に影響を及ぼす可能性があります。
- カントリーリスク：各国の政情不安、法規制の変動が企業に影響を与える可能性があります。
- 為替、金利及び株価の変動：グローバルな営業活動が為替変動の影響を受ける可能性があり、有利子負債が金利上昇の影響を受ける可能性があります。
- 固定資産の減損リスク：土地や設備の価値が下落した場合に減損損失が発生するリスクがあります。
- 原材料費・海上運賃の変動：主な原材料の価格や海上運賃の高騰が企業のコストに影響する可能性があります。
まとめ
当グループは、積極的な設備投資と市場の需要を的確に取り込むことで、成長を遂げています。2023年3月期の業績は過去最高を記録しており、特に米州市場での拡大が顕著です。今後、地政学リスクや原材料費の変動などのリスクに注意しつつ、引き続き高い成長を維持することが期待されます。
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