企業名 | トランス・コスモス株式会社 |
---|---|
URL | https://www.trans-cosmos.co.jp/ |
業種 | サービス業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 29065.0 |
所在地 | 渋谷区東一丁目2番20号 |
企業概要
当社の企業集団は、当社、子会社86社(うち連結子会社70社)および関連会社18社(うち持分法適用会社10社)で構成され、国内・海外で付加価値の高いサービスをワンストップで提供しております。
各事業の内容と状況
当社は、単体サービス、国内関係会社および海外関係会社の3つのセグメントに分けられ、それぞれの事業領域で活動しております。各セグメントの現状と見通しは次のとおりです。
単体サービスセグメント:
新型コロナ関連業務を除く既存事業の受注増加により、売上高は244,513百万円(前期比+2.4%)と増収しました。
しかし、収益性の低下によりセグメント利益は前期比-10.7%の15,929百万円となりました。
国内関係会社セグメント:
一部の上場子会社やBPOサービス事業子会社の受注増加により、売上高は43,208百万円(前期比+7.7%)となり、
セグメント利益は前期比+1.5%の3,741百万円となりました。
海外関係会社セグメント:
韓国、東南アジア、中国各子会社での受注増加により、売上高は98,309百万円(前期比+13.7%)となった一方、損益については
為替の影響等によりセグメント利益は前期比-16.4%の3,629百万円となりました。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 臨時雇用者数(名) |
---|---|---|
単体サービス | 16,791 | 22,179 |
国内関係会社 | 2,323 | 2,486 |
海外関係会社 | 21,468 | 5,044 |
合計 | 40,582 | 29,709 |
関連企業
主要な関連企業には以下が含まれます:
- 株式会社Jストリーム(東京都港区) – 国内関係会社(議決権50.35%)
- 応用技術株式会社(大阪府大阪市北区) – 国内関係会社(議決権60.23%)
- 大宇宙信息創造(中国)有限公司(中国天津市) – 海外関係会社(議決権100%)
- transcosmos Korea Inc.(韓国ソウル市) – 海外関係会社(議決権100%)
- 上海特思尓大宇宙商務咨詢有限公司(中国上海市) – 海外関係会社(議決権100%)
業績
回次 | 決算年月 | 売上高 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | 純資産額 (百万円) | 総資産額 (百万円) | 1株当たり当期純利益 (円) | 自己資本比率 (%) | 自己資本利益率 (%) | 営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第34期 | 2019年3月 | 284,696 | 5,394 | 4,433 | 6,070 | 74,915 | 135,268 | 106.90 | 52.9 | 6.4 | 3,889 |
第35期 | 2020年3月 | 311,871 | 8,954 | 6,279 | 4,386 | 77,969 | 143,985 | 151.40 | 51.5 | 8.6 | 8,093 |
第36期 | 2021年3月 | 336,405 | 18,012 | 10,022 | 12,785 | 92,516 | 175,883 | 241.65 | 48.8 | 12.5 | 15,715 |
第37期 | 2022年3月 | 354,085 | 28,902 | 21,488 | 32,003 | 120,880 | 218,455 | 518.12 | 51.7 | 21.6 | 15,770 |
第38期 | 2023年3月 | 373,830 | 23,072 | 15,767 | 10,545 | 112,381 | 193,842 | 389.22 | 53.4 | 14.6 | 24,253 |
各指標の増減について
最新の業績データを見てみると、売上高は前期比+5.6%の373,830百万円でした。経常利益は-20.2%減少し23,072百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比-26.6%減少し15,767百万円となりました。
なお、自己資本比率は53.4%と安定しています。
リスクについて
本企業特有のリスクとしては、以下の点が挙げられます:
- 技術革新に追従できないリスク: 常に最新の技術を開発・導入していく必要がありますが、それが難しい場合、ビジネスが縮小する可能性があります。
- カントリーリスク: グローバルに展開している関係で、各国の政治・経済情勢が影響を与える可能性があります。
- M&Aリスク: 合併・買収が計画通りに進まない場合、事業シナジーが発揮できないリスクがあります。
- 人材確保リスク: 高度な専門知識や経験を持つ優秀な人材の確保ができない場合、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 情報セキュリティリスク: 重要な情報の流出やサイバー攻撃への対応が不十分な場合、業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
本企業の業績は堅調に推移しており、特に売上高は増加しています。しかしながら、経常利益や純利益の減少が見られる点は注意が必要です。リスク要因としては技術革新への対応やグローバル展開に伴うリスクなどが挙げられます。
全体として、安定感ある業績を維持しつつも、一部の指標で改善の余地が見られるため、今後の企業戦略と施策には注目すべきです。
AI判定による類似企業・競合TOP10
No.1 | 株式会社コア |
No.2 | 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 |
No.3 | 株式会社プレステージ・インターナショナル |
No.4 | 株式会社CAC Holdings |
No.5 | 株式会社システナ |
No.6 | 株式会社さくらケーシーエス |
No.7 | nmsホールディングス株式会社 |
No.8 | イメージ情報開発株式会社 |
No.9 | 株式会社SYSホールディングス |
No.10 | 株式会社アウトソーシング |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。