| 企業名 | コニカミノルタ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.konicaminolta.com/jp-ja/index.html |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 37519.0 |
| 所在地 | 千代田区丸の内二丁目７番２号 |
企業概要
当社は、主にデジタルワークプレイス、プロフェッショナルプリント、ヘルスケア、インダストリーの4つの事業を展開する総合的な技術企業です。グローバルに展開し、多様な顧客基盤と先進的な技術を活用して、常に新しい価値の創造を追求しています。
業績
| 項目 | 2022年度 | 2023年度 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9,093億円 | 11,282億円 | 24.1% |
| 営業利益 | △69億円 | △755億円 | -995% |
各指標の増減について
売上高は前年比+24.1%の増加を示しましたが、営業利益は大幅に減少しました。複数の要因により収益を圧迫する結果となりました。
各事業の内容と状況
デジタルワークプレイス事業
この事業部門は、複合機、ITサービス・ソリューションに焦点を当てており、総売上高60,020億円（前年比29.0%増）を達成しました。生産と出荷の改善により、増収増益を実現しています。
プロフェッショナルプリント事業
プロダクションプリントユニットの健全な需要により、売上高は25,260億円（前年比29.7%増）となり、特に欧米やアジア地域での需要で成長を遂げました。
ヘルスケア事業
ヘルスケア分野では、デジタルX線診断、超音波診断装置、医療ITの販売が前年を上回る好調を維持しました。売上高は13,780億円（前年比25.4%増）となり、増収増益を達成していますが、大規模な減損損失を計上しました。
インダストリー事業
センサ技術、材料技術、コンポーネント技術に注力しているこの事業部門は、売上高13,750億円（前年比-1.2%）とやや減少しました。主に機能材料ユニットでの売上減少と原材料、エネルギーコストの高騰が影響しました。
従業員について
従業員情報
| 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|
| 44,407人 | 46.8歳 | 21.9年 | 7,443,714円 |
関連企業
- コニカミノルタジャパン株式会社
- キンコーズ・ジャパン株式会社
- コニカミノルタテクノプロダクト株式会社
- Radiant Vision Systems, LLC
リスクについて
この企業のリスクには、経済環境や市場動向の変化、為替レートの変動、グローバルサプライチェーンの問題、技術革新の遅れなどが含まれます。特に、新型コロナウイルス感染症の影響によるマクロ経済の不確実性が挙げられます。
まとめ
全体として、当期の業績は売上高の増加と共に一部改善が見られましたが、特にヘルスケア事業での大規模減損損失が収益を圧迫しました。今後は構造改革の推進と選択・集中による経営効率の向上が求められます。
総じて、当社の現状は好調とは言い難く、次年度においてはリスク管理と収益改善を行うための改革が必要です。
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