2023-06-20有価証券報告書 東京エレクトロン株式会社

企業名 東京エレクトロン株式会社
URL https://www.tel.co.jp/
業種 電気機器
決算日 3月31日
資本金(百万円) 54961.0
所在地 港区赤坂五丁目3番1号






有価証券報告書の解説


有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、エレクトロニクス技術を利用した半導体製造装置及びフラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置を開発、製造、販売、保守サービスを提供しています。主要な関係会社としては、東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ(株)、東京エレクトロン九州(株)、東京エレクトロン宮城(株)などがあります。

各事業の内容と状況

半導体製造装置 : 半導体製造装置分野では、最先端から成熟世代までの幅広い設備投資があり、売上高は前年度比10.9%増加しています。

FPD製造装置 : FPD製造装置については、テレビ用大型液晶パネル向けの設備投資が一巡し、減速傾向になっていますが、売上高は前年度比10.3%減少しました。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人)
半導体製造装置 13,847
FPD製造装置 581
その他 345
全社共通 2,431
合計 17,204

平均年齢、平均給与:

平均年齢: 43.6歳

平均年間給与: 13,989,546円

関連企業

主要関連企業については以下の通りです。

  • 東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ(株): 半導体製造装置、FPD製造装置
  • 東京エレクトロン九州(株): 半導体製造装置
  • 東京エレクトロン宮城(株): 半導体製造装置

業績

項目 当期数値 前期比(%)
売上高 22,090億2千5百万円 10.2%
営業利益 6,177億2千3百万円 3.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 4,715億8千4百万円 7.9%

各指標の増減について

売上高は、主に半導体製造装置向けの設備投資が増加したことにより、前年比10.2%増加しました。営業利益は、部材高騰とインフレの一時的な影響で3.1%の増加に留まりましたが、研究開発費の増額が将来の成長に繋がると期待されます。

リスクについて

半導体市場は急激に変動する可能性があり、市場の縮小や需要の急増に対応できない場合、製品供給が遅れるなどのリスクがあります。また、地政学リスクやサプライチェーンの問題も影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、こうしたリスクに対して継続的な市場レビューとリスク低減のための対策を行っております。

まとめ

当社グループは、半導体製造装置市場において堅調な成長を続けており、特にロジック/ファウンドリ向けの設備投資が活発です。FPD製造装置については一部減速が見られますが、引き続き成長分野として注視されています。業績は引き続き好調であり、将来的な成長も期待されます。

投資家にとっては、この企業の安定した成長と新技術に対する積極的な投資が高評価を得られる要素であり、今後も持続的な利益拡大が期待できる企業です。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.2 株式会社フェローテックホールディングス
No.3 株式会社栄電子
No.4 株式会社日本マイクロニクス
No.5 株式会社ディスコ
No.6 東京エレクトロンデバイス株式会社
No.7 株式会社シキノハイテック
No.8 株式会社東京精密
No.9 日本電子株式会社
No.10 TDK株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。