| 企業名 | 新東工業株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.sinto.co.jp/ |
| 業種 | 機械 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 5752.0 |
| 所在地 | 名古屋市中村区名駅三丁目２８番１２号 |
企業概要
当社グループは当社と子会社54社、関連会社6社で構成され、表面処理・鋳造・環境・搬送・特機・その他の設備装置及び部分品の製造販売を主な内容として事業活動を展開しております。
各事業の内容と状況
表面処理事業：ショットブラストマシン、精密ブラシ研磨装置などを製造販売。特に電子業界向けの微細加工技術に注力し、人手不足解消を目的とした工程の無人化システムの開発も積極的に行っています。
鋳造事業：鋳型造型装置、耐摩耗鋳物などを製造販売。海外市場での成長が見込まれ、革新的なIoT応用技術の導入などにより効率的・安定的な設備稼働を目指しています。
環境事業：集塵装置、廃水処理装置などを製造販売。火災対策や安全性向上を重視した装置の開発に注力し、集塵ダストのリサイクルも進めています。
搬送事業：昇降装置、搬送システムなどを製造販売。2024年問題を見据えて、省力機械の開発を進めており、特に無人荷降ろし装置の開発に注力しています。
特機事業：有機ELパネル製造装置、サーボシリンダなどを製造販売。特に次世代型パワーデバイスや二次電池市場に対応した新技術の開発を行っています。
従業員について
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|
| 1735 | 40.8 | 17.1 | 5846 |
関連企業
主な関連企業には、株式会社メイキコウ（搬送及び特機）、新東エンジニアリング株式会社（機械設計）、新東ブイセラックス株式会社（表面処理及び特機）などがあります。
業績
| 決算年月 | 売上高（百万円） | 経常利益（百万円） | 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 包括利益（百万円） | 純資産額（百万円） | 総資産額（百万円） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 110076 | 6487 | 5412 | 1630 | 101465 | 164986 |
| 2020年3月 | 102703 | 4732 | 2879 | △155 | 99849 | 156461 |
| 2021年3月 | 82544 | 3070 | 606 | 6131 | 104124 | 164201 |
| 2022年3月 | 99247 | 4478 | 2835 | 6855 | 109641 | 168586 |
| 2023年3月 | 106381 | 3951 | 6187 | 4187 | 111755 | 171367 |
各指標の増減について
売上高は2023年3月期に106,381百万円と前年同期比7.2%増、経常利益は3,951百万円と前年同期比11.8%減となりました。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は6,187百万円と118.2%増加しました。
リスクについて
当社グループのリスクとしては、以下のような点があります：
- 市場競争の激化による受注台数や価格の低下リスク。
- 自動車関連業界の変革による需要変動リスク。
- 製品の契約不適合・欠陥に伴う賠償リスク。
- 原材料やエネルギー価格変動の影響リスク。
- 為替変動による経営成績への影響リスク。
まとめ
当社グループの業績は、特に自動車産業と電子業界の回復が後押しして好調なものとなっています。一方で、主要顧客である自動車業界の変革に対応する必要があり、今後の経営戦略が重要です。持続可能な成長を目指すためには、現行の製品ラインナップだけでなく、新たな事業分野の開拓がキーとなるでしょう。
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