2023-06-19有価証券報告書 蝶理株式会社

企業名 蝶理株式会社
URL https://www.chori.co.jp/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 6800.0
所在地 大阪市中央区淡路町1丁目7番3号






有価証券報告書の解説記事


企業概要

この企業は多岐にわたる事業を展開しており、主要な事業は繊維事業、化学品事業、機械事業に分類されます。34社の子会社と8社の関連会社を有し、グローバルにビジネスを行っています。

各事業の内容と状況

繊維事業: 繊維素材、テキスタイル、アパレル製品を取り扱い、特に国内衣料品分野の回復が顕著であり、サステナブル商材の販売も伸長しています。
化学品事業: 高機能・高収益・環境配慮型ビジネスに注力し、貿易取引が拡大しています。
機械事業: 輸送機器関連等を手掛け、特に欧州・中米向けの販売が好調です。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人)
繊維事業 746
化学品事業 349
機械事業 15
その他 49
全社(共通) 126
合計 1285

提出会社の従業員
従業員数: 331人
平均年齢: 40.3歳
平均勤続年数: 14.1年
平均年間給与: 9254千円

関連企業

  • 東レ株式会社(繊維事業・化学品事業)
  • 株式会社STX(繊維事業)
  • ミヤコ化学株式会社(化学品事業)
  • 蝶理マシナリー株式会社(化学品事業)
  • 他にも多くの子会社・関連会社があります。

業績

項目 前期 当期 増減 前期比
売上高 284096百万円 329389百万円 45292百万円 15.9%
営業利益 9328百万円 12656百万円 3328百万円 35.7%
経常利益 10274百万円 12437百万円 2163百万円 21.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 6811百万円 8124百万円 1312百万円 19.3%

各指標の増減について

売上高: 国内衣料品事業及びサステナブル商材の堅調な推移、化学品事業での貿易取引の拡大、そして機械事業での欧州・中米向け車輛販売の好調が要因です。
営業利益: 增収効果と価格転嫁の成功が主な要因です。
経常利益: 増加した営業利益が主な要因です。
親会社株主に帰属する当期純利益: 経常利益の増加に加え、投資有価証券売却益が影響しています。

リスクについて

この企業特有のリスクとして下記が挙げられます。

  • 外部経営環境の変化: 国際情勢や貿易障壁の影響。
  • 中国市場への集中: 中国経済や政治情勢の影響。
  • カントリーリスク: 政治・経済情勢の変化に伴うリスク。
  • 取引先の信用リスク: 売上債権の大部分を取引先に依存している。
  • 為替レート及び金利の変動: グローバルな取引が多いため、為替変動や金利変動の影響。
  • 原材料価格変動: コストの影響を受けやすい。
  • 在庫リスク: 市況の悪化等による在庫評価損のリスク。

まとめ

この企業は、強力な事業ポートフォリオとグローバルな展開力を持っています。特に繊維事業と化学品事業が好調であり、機械事業も堅調に推移しています。リスク管理もしっかりしており、今後も持続的な成長が期待されます。ただし、外部環境や中国依存がネガティブ要因となる可能性もあるため、注意が必要です。総合的には堅調な成績を維持しており、今後の成長にも期待が持てる状況です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。