| 企業名 | 株式会社ビーアールホールディングス |
|---|---|
| URL | https://www.brhd.co.jp/ja/company/outline.html |
| 業種 | 建設業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 4813.0 |
| 所在地 | 広島市東区光町二丁目６番３１号 |
企業概要
当社は、建設業や製品販売事業、情報システム事業を展開している企業グループです。主に橋梁を中心としたプレストレストコンクリート工事を専門分野とし、製品販売事業ではコンクリート二次製品の製造販売を行っています。また、情報システム事業としてソフトウエア開発なども手掛けています。
各事業の内容と状況
建設事業
建設事業では、橋梁などの大型工事の施工を行っています。特に、マイクロパイル工法やK-LIP工法などが特徴で、高い技術力を持っています。今後も公共工事を中心に継続的な受注が期待されます。
製品販売事業
コンクリート二次製品の製造販売が主な業務です。特にマクラギ製品やリニア用パネルの生産に注力しており、安定した供給体制を敷いています。
情報システム事業
ソフトウェア開発や情報処理業務を行っており、グループ全体のIT環境の整備に寄与しています。新技術の導入にも積極的で、IoTやAI分野でのビジネスチャンスを模索しています。
従業員について
| 事業セグメント | 従業員数（人） |
|---|---|
| 建設事業 | 440 |
| 製品販売事業 | 48 |
| 情報システム事業 | 47 |
| 全社（共通） | 64 |
| 合計 | 599 |
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|
| 12 | 53.2 | 9.4 | 7,742,644 |
関連企業
| 会社名 | 所在地 | 主要事業 |
|---|---|---|
| 極東興和㈱ | 広島市東区 | 建設事業、製品販売事業 |
| 東日本コンクリート㈱ | 仙台市青葉区 | 建設事業、製品販売事業 |
| 豊工業㈱ | 大分県大分市 | 建設事業 |
| キョクトウ高宮㈱ | 広島市東区 | 製品販売事業 |
| ケイ・エヌ情報システム㈱ | 広島市東区 | 情報システム事業 |
業績
| 指標 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 27,333 | 34,775 | 38,797 | 35,899 | 36,022 | +0.3 |
| 経常利益（百万円） | 1,415 | 2,097 | 2,954 | 2,296 | 1,624 | -29.2 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 741 | 1,348 | 1,948 | 1,527 | 1,025 | -32.8 |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で0.3％増加し、36,022百万円となりました。これは主に中国自動車道及び広島高速道路の床版取替工事など大型受注が増加したことによります。
一方、経常利益や純利益はそれぞれ前年同期比で29.2％、32.8％減少しました。主因は採算性の高い工事の減少や新型コロナウイルス感染症の影響により、経費が増加したことです。
リスクについて
当社グループの経営成績や株価には以下のリスクが考えられます。
- 公共事業の削減による影響
- 資材価格、外注労務単価の変動の影響
- 固定資産の減損リスク
- 有利子負債への依存
- 法的規制によるリスク
- 大規模自然災害の影響
まとめ
当社グループは、建設事業や製品販売事業、情報システム事業を通じて安定した成長を遂げています。ただし、経常利益や純利益の減少はリスク要因として注意が必要です。特に公共事業削減や資材価格の変動など外部要因の影響が大きい点には留意が必要です。総体的には、今後も持続可能な成長を目指すことが期待されます。
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