企業名 | 株式会社バンダイナムコホールディングス |
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URL | https://www.bandainamco.co.jp/ |
業種 | その他製品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 10000.0 |
所在地 | 港区芝五丁目37番8号 |
企業概要
この企業は、知的財産(IP)を活用した様々なエンターテイメントを提供することを重点に置いています。主な事業としては、デジタルコンテンツの制作販売、家庭用ゲームの開発、玩具や模型の製造販売、映像音楽関連の作品制作、業務用ゲーム機の製造販売、アミューズメント施設の運営があります。それぞれの事業は国内外の市場で展開され、多くの子会社や関連会社と連携して事業を進めています。
各事業の内容と状況
デジタル事業:ネットワークコンテンツの開発・配信や家庭用ゲームの制作・販売を行っており、既存タイトルの販売が好調です。ただし、市場環境の競争激化に伴い、評価損が発生する場合もある。
トイホビー事業:玩具や模型の製造販売を行っており、主要商品として『ガンダムシリーズ』のプラモデルやフィギュア、『ONE PIECE』のトレーディングカードゲーム等があります。海外市場での拡大も図られています。
IPプロデュース事業:映像や音楽コンテンツの制作・運用を行い、ライブイベントの開催やライセンスビジネスを展開。『ガンダムシリーズ』や『ラブライブ!シリーズ』などが好調。
アミューズメント事業:アミューズメント施設の運営や業務用ゲーム機の販売を行っており、新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けつつも、行動制限が緩和され集客が回復した。
その他関連事業:物流や管理業務をサポートすることで全体の効率化を図っている。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
---|---|
デジタル事業 | 3,518 (709) |
トイホビー事業 | 3,616 (2,324) |
IPプロデュース事業 | 975 (48) |
アミューズメント事業 | 1,528 (5,508) |
その他 | 821 (902) |
全社(共通) | 105 (0) |
合計 | 10,563 (9,491) |
従業員数は合計10,563名、うち臨時従業員は9,491名です。従業員の平均年齢は46.8歳、平均勤続年数は19.1年、平均年間給与は1,057万3千円です。
関連企業
関連企業には、デジタル事業に強みを持つ『バンダイナムコエンターテインメント』、玩具やフィギュアの開発・製造を行う『バンダイ』、映像コンテンツの制作を担当する『バンダイナムコフィルムワークス』などが挙げられます。これらの企業は国内外で広範囲に事業を展開し、積極的な相乗効果を図っています。
業績
項目 | 2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高(百万円) | 732,347 | 723,989 | 740,903 | 889,270 | 990,089 | 11.3% |
経常利益(百万円) | 86,863 | 79,797 | 87,612 | 133,608 | 128,006 | -4.2% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 63,383 | 57,665 | 48,894 | 92,752 | 90,345 | -2.6% |
包括利益(百万円) | 69,952 | 53,312 | 90,527 | 96,299 | 116,064 | 20.5% |
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) | 79,811 | 43,131 | 60,483 | 121,212 | 95,625 | -21.1% |
各指標の増減について
売上高は前期比11.3%増の990,089百万円と好調に推移しました。特にデジタル事業やトイホビー事業が強い成長を見せました。しかし、経常利益は前期比4.2%減の128,006百万円となり、これは品質重視のための評価損や開発コストの増加によるものです。また、親会社株主に帰属する当期純利益も前期比2.6%減の90,345百万円となりました。
リスクについて
この企業特有のリスクには、市場や技術の急速な変化、競技の激化、特定IPへの依存、品質問題などが挙げられます。また、グローバル市場での事業拡大に伴い、自然災害や政情変化、規制の改正などにも留意が必要です。
まとめ
この企業は、各事業が堅調に成長しており、特にトイホビー事業やデジタル事業においては非常に好調です。グローバル展開の強化やIPのメタバース構築など、将来に向けた戦略も明確になっており、持続的な成長が期待できます。ただし、市場や技術の急速な変化に対応するため、柔軟かつ迅速な対応が求められます。
全体的には、現在の業績は好調であり、今後も成長が見込まれますが、リスク管理も一層重要となります。当社の投資価値は依然として高いと評価されます。
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