2023-06-19有価証券報告書 株式会社ゼンリン

企業名 株式会社ゼンリン
URL https://www.zenrin.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 6557.0
所在地 北九州市小倉北区室町一丁目1番1号





有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、子会社17社を有し、主に位置情報サービスを提供しています。住宅地図帳、応用地図、スマートフォン向けサービスなどを含む多様な地図データを製造・販売しています。また、データベースの整備や地図データの配信なども行い、関連企業と共に幅広い業務を展開しています。

各事業の内容と状況

当社の事業は主に以下の部門に分かれています:


主要品目等 業務内容 会社名
住宅地図帳、応用地図、スマートフォン向けサービスなど 製造・販売 当社、㈱ジオ技術研究所、ZENRIN EUROPE GmbH、Abalta Technologies, Inc.

現状: マーケティングソリューション関連やIoT関連において受託案件が増加していますが、オートモーティブ関連については自動車の生産調整の影響でカーナビゲーション用データの販売が減少しています。

従業員について

2023年3月31日現在の従業員状況は以下の通りです:

項目 数値
従業員数(連結) 3601人
従業員数(提出会社) 2435人
平均年齢 46.60歳
平均勤続年数 17.07年
平均年間給与 5,192,831円

当社グループには労働組合が存在しませんが、労使関係は円満に推移しています。

関連企業

関連企業として主要なものは以下です:


名称 住所 資本金(百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
㈱ゼンリンプリンテックス 北九州市門司区 92 印刷物の製造・販売 100.0 役員の兼任 2名

業績

当期 前期比(%)
売上高 58,933百万円 △0.2
営業利益 1,799百万円 △32.6
経常利益 2,104百万円 △30.9
親会社株主に帰属する当期純利益 2,770百万円 △24.3

各指標の増減について

売上高の減少は、カーナビゲーション用データの販売が減ったことによります。営業利益や経常利益の減少は、売上原価の増加およびエネルギー原材料価格の上昇による営業費用の増加が影響しています。

リスクについて

当企業の主なリスクは以下の通りです:

  • 技術革新への対応が追いつかず、市場ニーズに合致した製品を投入できないリスク。
  • 主要取引先の経営方針や生産計画の変更により、売上や取引が減少するリスク。
  • 新たな事業への投資が期待した成果を上げられないリスク。
  • 自然災害や流行病による事業活動への影響。

まとめ

現在の企業の業績は厳しい状況にあるものの、新たな技術への投資やストック型サービスの拡大を目指しています。短期的には困難が予想されるものの、中長期的に見れば、技術革新とマーケティング戦略を駆使することで、将来的にはポジティブな展望が開けるでしょう。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 ジョルダン株式会社
No.2 株式会社オオバ
No.3 株式会社ジェノバ
No.4 株式会社グローバルインフォメーション
No.5 株式会社ゼネテック
No.6 株式会社 トプコン
No.7 株式会社パスコ
No.8 表示灯株式会社
No.9 日本エンタープライズ株式会社
No.10 株式会社JVCケンウッド

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。