口コミ検証ラボ

すべての、白いものたちの (河出文庫 ハ 16-1) アジア初のブッカー国際賞を受賞したハン・ガンの傑作が文庫化。おくるみ、雪、骨など白いものに託し、生と死の儚さを重ね合わせた65の断章が深く胸を打つ。 朝鮮半島の記憶とホロコースト後のワル...

新装版 青い壺 (文春文庫) 半世紀前に書かれた13話が現代でも鮮烈に響く新装版「青い壺」。シングルマザーの苦悩から夫婦のすれ違い、遺産相続まで、リアルな人間模様が壺を介して巧みに描かれます。NHK番組でも話題沸騰、累計60万部突破のロング...

カラスの親指　ｂｙ　ｒｕｌｅ　ｏｆ　ＣＲＯＷ’ｓ　ｔｈｕｍｂ (講談社文庫) タイトルを『カラスの親指』に省略。詐欺で糊口をしのぐ中年二人組の元に少女が加わり、やがて5人と1匹の奇妙な同居生活へ。過去の因縁と大計画が交錯し、予測不能の物語が...

どうしても生きてる (幻冬舎文庫) 「どうしても生きてる」は、生と死の狭間で苦しむ人々の姿を描いた全六編。鬱屈を抱える彼らが胸に宿す希望が、読む者に静かな衝撃と共感をもたらす一冊です。 「健やかな論理」「そんなの痛いに決まってる」など、痛み...

大事なことほど小声でささやく (幻冬舎文庫) 心優しいマッチョなオカマ・ゴンママを主人公にした人情小説。昼はジムで筋肉を鍛え、夜はスナックで特製カクテルを振る舞い、人々を励ます姿に笑みと涙がこぼれます。 独りで生きる不安に襲われたゴンママを...

熔ける　大王製紙前会長　井川意高の懺悔録　増補完全版 (幻冬舎文庫) 1200坪の御殿で育ち、東大法学部に現役合格。若くして子会社再建を果たし、大王製紙社長へ。順風満帆の人生がいかにして崩壊し、カネの沼に沈んだのか？ 刑期を終えた今、その転...

新装版　殺戮にいたる病 (講談社文庫) 恐るべきサイコ・キラー蒲生稔が東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねる。愛を求める狂気が暴走する衝撃作で、人間の闇を鮮烈に浮き彫りにする新装版ホラー。 冒頭から凍りつく展開が続き、圧倒的スリルと深い戦慄...

辺境領主令嬢の白い結婚 (メディアワークス文庫) 辺境で始まるわけあり契約婚夫婦の物語。王妃から命を狙われた第二王子トゥライビスと令嬢オルテンシアが互いを守り合いながら育む、甘く切ない新婚ラブファンタジー。 辺境領での生活は動植物や文化など...

マイブック：―２０２５年の記録― (新潮文庫 ん 70-27) 書きたいことは何でも自由に。日付と曜日だけのシンプルスタイルで、あなただけの一冊を仕上げる「マイブック」。日記や手帳など、使い方は思いのままです。 累計270万部突破のお祝い版...

阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし (幻冬舎文庫) 阿佐ヶ谷姉妹が送る、40代独身女芸人の同居生活エッセイ。エアコン設定温度や布団の取り合いなど、些細なトラブルもユーモラスに描かれています。 近所からのおすそわけや白髪染めの悩みなど、地味だ...