
モコと歪んだ殺人鬼ども 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 三畳一間の殺人捜査部屋…通称“サンイチ”に配属された天然系少女モコと捜査一課を外された冷徹刑事・灰島の凸凹コンビが挑む、異常犯罪ミステリー第1巻!
- 無邪気なモコの直感と灰島の冷静な捜査が交錯するサイコサスペンス。歪みきった殺人鬼たちの狂気に立ち向かう、新感覚バディ捜査譚、ここに開幕!
- 表紙の可愛らしさと本格的な猟奇ミステリーのギャップが魅力
- 専門的な法医学・犯罪心理の豆知識が深い
- キャラクター設定に対する賛否あり(都合主義と感じる声も)
- 全5巻完結で読みやすく、続編への期待も高まる
モコと歪んだ殺人鬼ども 1について
- “サンイチ”(特異犯罪捜査支援室)の舞台設定
- 泡沫モコ&灰島柩の凸凹コンビ紹介
- 異常犯罪ミステリーとしての見どころ
本作はMFコミックス フラッパーシリーズから刊行された、三畳一間の殺人捜査部屋「サンイチ」を舞台にした異常犯罪ミステリーです。見た目は小学生に見える天然系刑事・泡沫(うたかた)モコと、捜査一課から飛ばされた冴えない男・灰島柩(はいじま きゅう)がコンビを組み、恐ろしく歪んだ殺人鬼たちに立ち向かいます。日本風のしっとりとした猟奇描写が特徴で、ポップな絵柄からは想像できないほど踏み込んだ事件が次々と起こります。
モコと歪んだ殺人鬼ども 1のポジティブな意見や口コミについて
- ポップな絵柄とのギャップが読後感を和らげる
- 法医学や科学捜査の豆知識がディープで面白い
- 猟奇表現はソフトめ、ファミリー層にも読みやすい
- 全5巻で一区切りついており、読み切り感がある
購入者の多くは、「萌え系の絵柄なのに本格的な犯罪描写」という意外性に好評を寄せています。あるレビュアーは「カワイイ絵柄だからこそ、猟奇事件の怖さが際立つ」と称賛。法医学や心理学を裏付ける豆知識が豊富で、「某テレビドラマより裏付けがしっかりしている」という声も散見されます。
また、グロテスクさを追求しながらも全体にほどよく抑えが効いているため、「重すぎず安心して読めるスプラッタ」という評価が多いです。帯にある「伊藤潤二推薦!」のフレーズも話題を呼び、続きへの期待を膨らませています。
モコと歪んだ殺人鬼ども 1の悪い評判や口コミについて
- 設定や捜査描写に都合主義が目立つ
- 登場人物の年齢・役職設定にリアリティ不足
- 主人公たちの“パンチ力”やキャラの深みが弱い
- 一部で「毒が足りない」との指摘も
否定的な意見としては、捜査機関の内部描写に矛盾や都合の良さを感じるという声があります。公安課と捜査一課の指揮系統や昇任試験の年齢制限など、実際の警察組織ではあり得ない描写が散見される点は気になるというレビューも。また、モコや灰島君のキャラが控えめすぎて、強烈な犯人に“呑まれている”印象を受けるという指摘もあります。
さらに、「猟奇描写はあるけれど“毒”が弱い」「キャラクターが平凡で記憶に残りにくい」という意見もあり、強烈なインパクトを求める読者には物足りない面もあるようです。
モコと歪んだ殺人鬼ども 1はどんな人におすすめ?
- 猟奇ミステリーをライトに楽しみたい人
- 可愛い絵柄とのギャップを味わいたい人
- 法医学・科学捜査に興味がある人
- 完結済み作品を一気読みしたい人
本作は本格的なスプラッターを期待するよりも、“可愛い見た目”と“歪んだ犯罪”のギャップを楽しみたい方に最適です。医療ドラマや科学捜査ものが好きで、「ちょっとだけ怖いけど重すぎない」ホラーを求める人にも向いています。全5巻完結のため、積読せずにサクッと読み終えられる点も魅力です。
まとめ
- 表紙の可愛さと深い猟奇描写のコントラストが新鮮
- 専門知識が豊富でミステリー好きも納得のクオリティ
- 設定のリアリティやキャラの強さには賛否あり
- 短期集中で楽しめる全5巻の完結作品
「モコと歪んだ殺人鬼ども 1」は、可愛いタッチの絵柄に反してしっかりした異常犯罪ミステリーを提供する一冊です。設定の穴やキャラクターの個性不足など気になる点はあるものの、程よいグロテスクさと知的な豆知識が詰まっており、ライトなホラー漫画としておすすめできます。続きへの期待を胸に、まずは一巻から手に取ってみてはいかがでしょうか。

モコと歪んだ殺人鬼ども 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 三畳一間の殺人捜査部屋…通称“サンイチ”に配属された天然系少女モコと捜査一課を外された冷徹刑事・灰島の凸凹コンビが挑む、異常犯罪ミステリー第1巻!
- 無邪気なモコの直感と灰島の冷静な捜査が交錯するサイコサスペンス。歪みきった殺人鬼たちの狂気に立ち向かう、新感覚バディ捜査譚、ここに開幕!
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